テニス熱、再燃。

中学高校大学と、毎日毎日ひたすらテニスをやっていた。

特に大学4年間はホンマにべったりテニス漬け。

サークル掛け持ちで早朝から19時まで週8コートを走り回り、ファミレスでだべってバイトに行って、洗濯機から濡れたまんまのテニスウェアを引っ張り出しては原チャにまたがりまた朝練へ…

いつ寝ていたのかなぜ卒業できたのか、そもそも何がそんなに面白かったのか。

前の2つは覚えてへんけど、最後の1つはわりと明確で、それは『アタマを使えば勝てる』ようになってきたこと。

キレイなフォームじゃなくても、速い球を打たなくても、前に詰めてプレスをかければインハイ野郎に一泡吹かせられる、高校時代は1ゲームも取れなかったスクール育ちのボンボンどもをぶっ倒せる!

その手応えがもう楽しくて楽しくて、そんなことばっか考えてるヤツらとそんなことばっかやり続けた結果が奇跡の団体戦全国準優勝。

今でも自分がテニス上手いとはまったく思ってないし、そら体育会の連中からしたらカスみたいなもんやろけど、俺はとにかく楽しかってんよなぁ。

得意なショットはボレーとリターン、それから私立の金持ちをキレさせることです。

 

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「土曜の夜BGで打ちよるから、いっぺん来てみたら?」

コーヒー豆買いにきた友達に誘われてふら~っと、いつガット張ったんかも定かではないラケット1本だけ握りしめて行ってみたのがきっかけで、俺のテニス熱は一瞬にして再燃した。

島に来てからの5年間で10回もやってなかったのに、ここ一年は田植え後でもなんでも毎週欠かさずみっちり2時間、ナンパーズなんてチャラい名前とは程遠い(まず女子おらんし笑)超硬派なおっちゃんたちとまた真剣にテニスをやっている。

行きの車できょう取り組むテーマを考えて、帰りの車でひとり反省会。

あの一本は良かった、あのストレートはいらんかった、あれは次も継続して練習しよう。

別に近々試合があるわけではなく、理想も目標もないっちゃないのに、このモチベーションは一体なんなんや。

テニスであれ焙煎であれ、夢中になれればそれでいい?

トライ&エラーで成長を感じたい?

まぁアレか、好きに理由はそんなにいらんか。

考えて試して、うまくいった!ミスった!こんどこそ!

それがすべてさ、また来週。